MATERIAL
素材・加工について
樹齢200年超の
最高級針葉樹
わたしたち建具屋が障子を作る時に使用する木材は、
樹齢200~300年の針葉樹の大径木。
樹齢100年弱の小径木でも今から3世代前の曽祖父が、
大径木になると6世代前で曽祖父の曽祖父が植えた木を、
わたしたちは使わせていただいています。
さらにアテ、節、ヤニ、キズがなく色目の良いものを選別して使用します。
樹齢200~300年の針葉樹の大径木。
樹齢100年弱の小径木でも今から3世代前の曽祖父が、
大径木になると6世代前で曽祖父の曽祖父が植えた木を、
わたしたちは使わせていただいています。
さらにアテ、節、ヤニ、キズがなく色目の良いものを選別して使用します。
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MATERIAL 01
木材本来の美しさからの
経年美化を楽しむ挽いた板は約4~6か月間、天然乾燥させます。
天然乾燥は文字通り、天日にさらして乾燥させる方法ですが、一般的な人口乾燥比べ、広い場所と相当の時間と手間がかかります。
建具材として使用するには含水率12~15%を基準としており、一般に使う木材と比較するとかなり乾燥しています。
天然乾燥の木材は、時間をかけて乾燥させるので二酸化炭素を排出が少なく、油分を維持して匂いがあり、削っても艶があり、木材本来の美しさがあります。
障子は製作した後、設置場所で空間を間仕切ったり、太陽光を柔らかな光に変えたりと活躍します。
製作した時がピークではなく、長い年月をかけてゆっくりと「経年美化」する障子は天然乾燥の材でしか製作できません。 -
MATERIAL 02
障子の端材を再利用して
新しい命を吹き込む障子を作る木材は、これだけ価値と品質が高いものですが、わたしたちがいただく注文は全てが特注なので、どうしても端材が出てしまいます。
障子に使えないサイズでもドアの芯材に使えるものもありますが、サイズが小さい端材は使い道がなく、もったいないと思いつつも焼却していました。
SHA/SHAの製品は、できる限り廃棄物を減らして環境にやさしい木材でものづくりをしたい、また木材を持続可能な方法で利用することで、環境に微力ながら貢献したいと考え、製品開発をしました。